浮気・不倫

浮気の現場を隠し撮りする男性

これは残念ながら多くの方が避けては通れないかも知れません。今回は浮気・不倫のお話です。

ある意味この手のお話はタブーというか、結構色んな立場の方が該当すると思いますし、個人の問題として口出しの難しい暗黙の了解的な一面もあるのかも知れません。
実際これまでに各分野の様々な方とお話させて頂きました。

私も遠い過去を振り返った時には品行方正なだけの人格ではありませんでしたから、ここでは人が持つ恋愛感情や欲望といった本能的な部分に於いて、それ自体が良い悪いという道徳的な話をすることはありません。これはカウンセリングの観点から見てもそうだと思います。

ですがもし何かに疑問を持ち、自分の中で考えることがあるのであればそれはとても大切なことなのではないでしょうか。

その内容次第で当事者同士もしくはどちらか一方はとても苦しまなければいけないことがあり、そこからさらに精神的に不安定になっていくこともあれば、物理的な揉め事に繋がることもあるでしょう。俗にいうドロ沼状態です。

なので今回は浮気や不倫を起因とする精神的負担という意味で考えたいと思います。

まず良い浮気や悪い浮気というものがあるのかどうかは分かりませんが、浮気や不倫そのものは社会的に民法上の【不貞行為】に該当するかと思いますので、【不法行為責任】の対象となります。

そして問題はその経緯や内容です。
・既婚者であることを隠されていた、隠していた
・元々のパートナーとは別れると言っていたのにいつまで経っても話が進まない
といった様に中身に嘘や不誠実さを感じることがあるかも知れませんが、これは非常に悪い兆候です。

浮気に限らず一度ある特定の恋愛感情が入ってしまえば、気付いた時には抜け出せない状態、進むことも戻ることも難しい状態に陥り、そこから先はただ苦しい日々が続くこともあれば、惰性でズルズルといってしまうこともあります。これはありがちなケースとも云えるでしょう。

その他のケースでは、最初は割と軽い気持ちからお互いに入ったはずが、段々と本気になり過ぎてしまい収拾がつかなくなったり、いなくなると思った瞬間から急に不安感が芽生えたりということもあります。
元々はその気は全く無かったのに自分でコントロールが効かなくなって、最終的に自分が何をしたいのかも分からなくなることがあります。

一例ではありますがそういう状態になり易い人の特徴としては、人間関係に対する主体性が弱く、会社や学校では決められた時間や内容・ルールがある為にそれに則った行動を取れるが、プライベートや人間関係になるとそれが明確化されずに自分本位では決められない、という傾向があります(因みにこれは恋愛以外でも様々な問題に繋がります)。
なので相手に委ねる結果、ある種の洗脳状態にまでなってしまうのです。

それに対しては、結果的にどうすることが一番自身の人生の選択として最善であるかを考えたり、自分ルールを明確にするということも必要になってくるでしょう。

仮に一方は軽い気持ちであったとしても、もう一方が苦しむ様であればそれもまた考える必要があるはずです。
相手のことを考えずに自身の欲望を優先的にしてしまうということは、それが果たして精神的に健全なことなのか、それはコントロールの効かないものなのか、改めて考えてみましょう。

このテーマに関しては伝えたいことを書こうとするとキリがないということもありますし、内容的にもここでは概要程度に留めたいと思いますが、何といっても一番に云えることはそれぞれが身を崩す様なことに繋がってはいけないということです。

やはりそれなりのリスクは覚悟の上でということになるのでしょうか。

もし自信が持てなかったり自分でも良く分からなくなってきたとしたら、それは一つの目安として一度自身と向き合ってみる必要があるかも知れませんね。

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