月夜の晩に

雲間で光る満月

毎年年末・年始になってくると、何かしら嫌な事件も目立ちます。

それは主に殺人や強盗といった、人がある瞬間一線を越えてしまったというものです。

クリスマスや年越しというイベントに向けて、何かと世間が賑わいをみせるこの時期ですが、当然皆が皆同じではなく、私としてはどうしてもその皆と同じではない方々の事を考えてしまいます。

人は皆この世に生まれてきたからには、当然人生を楽しむ権利があります。

しかし、楽しみたくても楽しめない人達が本当に沢山いるというのも現実です。

国は国民に対し、納税は義務だといって何かと税金をどんどんつり上げ、年末宝くじという様な建前を利用しては巨額の資金を作ります。
そして、外面(外交)のことばかりで国民にはお年玉の一つもくれません。

外に良い顔をすることが先で、自国民は二の次と思われても仕方のない様な政治です。

最近では北海道の漁師の件が分かり易い問題です。
北朝鮮から漁業権を無視した無数の漁船がやって来て、日本の漁場を荒らしまくっているのですが、国の対応は非常にお粗末なもので殆んど何もしてくれず、現地の漁師の方々は泣き寝入りの状態です。

勿論収入にかなりの影響を及ぼしています。

これまで先祖代々一生懸命に働き、その中で国の為にずっと税金も納めてこられた方々に対して、取るものはきちんと取って守ることはしないなんてそんな事があるのでしょうか?

何かが間違っている様な気がしますが、それが日本の現状なのです。

もう少し違うところにも目を向けて、力を入れて欲しいものです。

誰でも自分だけは人生を有意義に、楽しく生きたいに決まっていますが、そうではない部分に目を向けるということも私は祖母から学びました。

それが今に繋がっている様な気がします。

五月病という言葉もある様に、時期的な影響が犯罪発生率の変動に関わることもあると思うのですが、年末も私がそれを感じる時期です。

それと似た話ではアメリカのある地域の統計で、満月の日には犯罪件数が少し上がるというデータの話を思い出しました。

実際の関係性は分かりませんが、何だか今日は鬱が辛いなと感じた方が、帰り道に空を見上げると満月だったという話も聞きます。

何かしらのそういった要因を、自分でいくつか知識として知っておけば、精神的な問題の予防に繋がるかも知れません。

私は心配性です。
この時期何かと不安な方、どうか一人で抱え込むことがありません様に…。

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