心理カウンセラーのつぶやき

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まだまだ未熟者の私ではありますが、継続的な活動からか当ルームを利用して頂く方も少しずつ増えており、個人活動の期間を含めると様々な出会いがありました。

私が本格的にカウンセリング活動を始める前のイメージとしては、人間的に真っ直ぐで繊細であり、ある意味考え方が不器用な方が利用するという様なイメージも確かにありました。

ところが最近改めて思ったのですが、実際に当ルームを利用して頂いたご相談者の方々は非常に考え方が柔軟で、客観的に自分を見つめることが出来ている方々であり全然不器用などではなく、むしろ私なんかよりもレベルが高いと感じました。

考えてみればそれも当然で、自分自身を客観的に見たり、そこから選択肢の一つとして心理カウンセリングを受けてみたりという行動は、本当に不器用な方にはその時点で難しいことかも知れません。

ちょっと今の自分はおかしいかも知れないな、と冷静に判断して行動出来ているわけです。

そんな考え方が自分ですでに出来ているわけですから、カウンセリングを受けて事が好転しない訳がありません。

それでもしご相談者に何も変容がなければ、それは単にカウンセラーである私の責任であり、力が足りなかったということになります。

しかし皆さんの考え方や理解力が高く、逆に私が助けられているのではと思うほどです。

今の日本の現状で、カウンセリングを受けてみようという考えを持てるということは、実はすでにものすごく柔軟な思考の持ち主なのです。

ですからご相談に来られた皆さんは行動の変容が可能です。そこに気付いて欲しいと思います。

もしそれが出来たのであれば、女性議員も秘書に暴言など吐かなかったでしょうし、不倫問題で辞職や離党をする議員の方々も、熱くなり過ぎる前に考え方を変えることが出来たはずです。

心理カウンセリングは様々な状況に幅広く利用することが出来ます。

私自身続ければ続けるほど、その奥深さや意味を痛感した今日この頃でした。

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